相撲とメンタル・トレーニング

 千秋楽の感動感激は 最近よく書かせてもらってる「週刊女性prime」に書きました。

http://www.jprime.jp/articles/-/10691

リンクの貼り方さえよく分からないという。。。

 続きはまた書きます。とりあえず病院に行ってきます。相撲診療所ではありませんっ。

 さて。病院から帰ってきました。病院で待ってる間に図書館で借りた高妻洋一著「基礎から学ぶメンタル・トレーニング」という本を読んでました。
 
 この高妻先生、日本のメンタル・トレーニングの第一人者で、スポーツ界でひっぱりだこ。このあいだもNHKの「助けて!きわめびと」という番組で、マイナス思考撲滅大作戦と称して、弱小少年野球チームを、やる気あるイキイキチームにする!というのをやってました。
 ここにホームページがあります。相変わらずリンク貼るのがわからないのですが。。。
 http://www.nhk.or.jp/kiwamebito-blog/100/249826.html

 で。高妻先生は相撲界でも人気で、あの琴奨菊のイナバウワーも高妻先生からの指導でやってるルーティンで、あの西岩親方@若の里も、自著「たたきあげ」の中で、高妻先生にメンタル・トレーニングを教わったことを書いている。

 西岩親方は高妻先生に「相撲で心技体はどういう割合で大切か?」と聞かれて、「心が50パーセント、技が30パーセント、体が20パーセント」と答え、なのに「心技体でそれぞれトレーニングに割く時間の割合を言ってください」と言われて、心のトレーニングはゼロだとハッとして、以来、メンタル・トレーニングの講習を受けるようになったんだとか。

 これ、読んで、西岩親方の鳴戸部屋のあの人。。。。そう! 稀勢の里が一時期、むやみににんまりにんまり笑ってたの。。。。あれって、きっと、この、西岩親方経由の、高妻先生のメンタル・トレーニングの一環だったんじゃないかな?と思った。

 メンタル・トレーニングで重要なのは笑顔。前向きに! 朝1番、起きたらまず大きな声で笑顔で「おはよう!」ということから始めよう!という。

 さらには姿勢も胸を張り、堂々と、顔を上げ。。。という些細なことから始まっていく。

 それを日々積み重ねていいイメージを作りやすくしていくのがメンタル・トレーニング。

 夢のような目標から今日の目標、今のこの一瞬の目標までを定めて、どのようにその目標を達成するために、何をするかを考えてやる。

 姿勢だけじゃなく、脈拍や呼吸、それを整えることでセルフ・コントロールする。
 実は今までも意外と言われてきた、基本的なことでもある。。。。まぁ、オリンピック金メダリストレベルになったら、もっと色々トレーニングあるみたいですが。。。

 でも、基本はそんな風。
 さらには自分の気持ちを高める音楽も使う。。。。って。高妻先生、年齢が50代後半だからか、何かっていうと、すぐ「ロッキーのテーマ」を押してくるんだが、先生、若い今の子供たち、「ロッキー」なんて見てないんじゃないでしょうか? 知らないんじゃないんでしょうか? などと思う。さしずめ、今なら何だろう。。。何がベストだろう、ロッキーに代わるもの。。。こういうの?



 さらにはこんなんか?


 でも、、、こんなん聞いてる白鵬とかはとても想像できないな。。。うん。

 私ならブリちゃんかな?


 でも、これも力士が聴くには似合いそうもないわあ。

 今場所、三段目で炎鵬と優勝決定戦やった満津田君は洋楽大好きで、以前にお勧めしたTHe 1975'sを気に行って、場所に聞きながら行きました、勝ち越しました!と以前に言ってたことがあった。

 こういうのです。


 必ずしも、アゲアゲじゃなくてもいいんですね?

 と。音楽ばかりに話が飛んでしまいましたが。
 スポナビの中継で谷川親方が「調子悪いときって感覚がずれる」って面白いこと言うてましたね。さらに、いいときは「花道にいるときに勝ってる自分が見える」ダメなときは「見えない」とか。だから花道をカメラで映すと、調子いい力士って笑ってるようにも見えるでしょう?って。自分でも調子いいときって花道でよおおしってワクワクして顔がそうなったって。

 やはり笑顔なのか?

 んで。相撲って同じ人と人がやってるのに、勝てるときと勝てないときがあるのは、自分も相手もいつも違う手を出してくるから、一番として同じ相撲はないから勝てたり勝てなかったりして、でも、だから面白いけど、でも、そういうときに、そういう「気持ち」で全然違うんだよ~って言ってて。

 気持ち。メンタル。そうか!
 私もいつもすぐにイジけてるけど。。。それって最初から負けてることなんだなぁとか思った。
 病院で本読みならが、よっしゃ!と熱くなったりしてた。。。実は今日は心臓の検査で、その後、心臓まわり中にいっぱい管みたいの付けられて、そのまま自転車漕ぎして、心電図はかるとかそういう検査だったんですが。。。気持ちは妙に熱くなっておりました。はい。違うだろう? ええ。。。

 心技体、という相撲。はるま富士が勝った千秋楽、北の富士さんは「やっぱ気持ちがぜんぜん違ったね」と言ってた。

 気持ち。気持ち一つで黒が白になる。白が黒になる。

 気持ちが大切。気持ち次第。気持ちだ!

 よーし!いくぞ~!と自分に気合いを入れるセルフトークを心の中でやるだけでも違うんです、と高妻先生は書いてる。

 さらに、ミスしたり、負けたら、「よし、ミスしたおかげで自分の欠点が見つかった」「よかった、負けたおかげで、自分の修正するところがわかった、いい経験をした」と考えろとある。

 これはそのまま日常にだって応用できるな~。
 
 あああ、こういうのに出会った瞬間の稀勢の里の気持ちを思うと、なんか涙出てくんな。。。あの気弱で、すぐにネガに考えちゃいそうな稀勢の里。。。高妻先生のこんなレッスンを、きっと西岩親方に連れられて行って聞いたんだろうなぁ。。。そして、ハッとして。ああ、自分、いつも、もうダメって思い込んでた。。。オレ、オレ、オレ。。。。涙。。。みたいな?

 えっと。。。とにかく、メンタル・トレーニング、これからさらに相撲界でも重要になってくるんじゃないでしょうか? 西岩親方のような若手親方たちが部屋を持つ時代になったら、メンタル・トレーニングをすることも当たり前になってくるんでしょうね~~~?

 果たして、それと、いわゆる「相撲道」みたいのって、どこにどんな風にして接点があるのだろうか?

 それはまたの機会に考えたい。

  

 


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